運転中、同乗者へのわき見は厳禁 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

運転中、同乗者へのわき見は厳禁

写真はイメージです。本文事故とは関係がありません
写真はイメージです。本文事故とは関係がありません

 車を運転しているときに、同乗者と会話をすることはよくあります。そのとき、話に夢中になるあまり同乗者のほうに顔を向けたりしていないでしょうか。

 

 同乗者のほうを見るということは、前方から視線を離して運転するということであり、その間はわき見運転をしていることになり非常に危険です。

 

 少し前ですが、介護サービス施設の車が道路脇の街路樹に衝突する事故がありました。

 事故の現場は、片側1車線の緩いカーブだったのですが、運転していた男性は、車内に乗っていた車いすの女性に振り返り、「もうすぐおうちに着きますよ」と声を掛け、前を見たら街路樹があったと供述をしていました。

 

 運転者としては、声をかけるのはサービスの一環だったのかもしれませんが、前方を見ながらでも声をかけることはできますので、同乗者のほうを見る必要はなかったと思います。

 

 また、同乗者がきれいな景色を見て、「すごい」などとはしゃぐことがあります。そういうときも、つられて景色を見そうになることがありますが、そういうときも、前方から視線を外さないようにしてください。

(シンク出版株式会社 2022.5.27更新)

■高速道路で事故・トラブルに巻き込まれないために

 高速道路では、一般道路に比べると高速で移動するため、ひとたび事故を起こすとその被害は大きなものとなるリスクが高くなります。

 

 この冊子では、「高速道路でトラブルに巻き込まれない運転」をテーマに、他車の危険行動への対処法や、自車が安全に走行するための運転行動を解説しています。

 

 高速道路走行時においての、自身の運転の危険度を測るセルフチェックも設けていますので、事業所全体における高速道路での事故撲滅に向けて、運転者教育に最適な一冊です。 

 

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示