歩車分離式信号でも歩行者に注意

写真はイメージです。本文事故とは関係がありません
写真はイメージです。本文事故とは関係がありません

 

 さる5月25日午後1時前、札幌市中央区の交差点を走行していた軽乗用車が、横断歩道を渡っていた高齢者の女性をはねる事故がありました。

 

 現場の交差点の信号機は歩車分離式になっており、事故当時の信号の状況がどのようになっていたか定かではないのですが、歩車分離式の信号では、進行方向の信号の色が車両用と歩行者用で違ってくるので、歩行者が戸惑うことが少なくありません。

 

 通常の信号機なら車用の信号が青なら、同じ方向に向かう歩行者用の信号も青なので、右左折するときに横断歩道を渡って来る歩行者などに注意しなければなりません。

 

 しかし、歩車分離式の信号機では、車用の信号機が青でも、同じ方向の歩行者用信号は赤になっていますので、右左折するときに横断歩行者などはいないので、あまり横断歩行者を警戒しなくて済みます。

 

 しかし、車用の信号が青になったら、歩行者も渡れると思っている人もいて、そういうときには赤信号で渡ることになります。

 私も、歩車分離式の信号機だと気づかず、赤信号で渡って右折してきた車にクラクションを鳴らされた経験があります。

 

 歩車分離式の表示がある信号機では、歩行者も勘違いしやすいので、歩行者に十分に注意してください。

(シンク出版株式会社 2022.6.3更新)

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