さる6月7日午前7時45分頃、沖縄市内の市道を走行していた車が、登校中の小学生の女子児童と接触し、右足打撲の軽傷を負う事故がありました。
女子児童は、友人と一緒に登校している途中で、水たまりを避けるために女児が道路中央に出た際に、後方から来た車と接触したとみられています。
車を運転していて、前方を歩いている歩行者などと事故を起こさないためには、歩行者の行動を予測しておく必要があり、そのためには、周りの交通状況をよく観察しておかなければなりません。
事例のように前方に水たまりなどがある場合、歩行者などはそれを避けて道路中央に出てくる可能性が高くなりますから、あらかじめ水たまりの存在を確認しておく必要があります。
事故を起こした車は、水たまりを避けて出てきた女児と接触したということですから、運転者は水たまりの存在を見ていなかったか、見ていても女児の行動を全く予測していなかったことになります。
前方に水たまりや駐車車両などがあれば、歩行者はそれらを避けるために道路中央に出てくることを予測し、スピードを落として接近するようにしてください。
(シンク出版株式会社 2022.6.13更新)
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