交通の流れが変わると事故が増える危険がある

 

 先日、NHKのTV番組で2年前からある交差点での交通事故が急増した件を取材し、交差点の形状変更が原因ではないかと分析していました。

 

 その場所はかつてT字路交差点でしたが、2年前の道路改良で、突き当りだった道路が開通して十字路交差点になりました。

 

 以前は、T字の東西道路が優先道路で、突き当る側の道路に一時停止標識があったのですが、道路開通により南北の道路が優先道路となり、東西の道路に一時停止標識ができたそうです。

 

 しかし、東西道路が優先通行だったことを記憶している人が一時停止せずにそのまま通行するため、出会い頭事故が多発しているのではないか、と分析していました。

 

 確かに、一時停止標識や道路標示があっても、従来の習慣から自分が優先と勘違いしてしまうということは考えられます。

 

 このほか、大規模な商業施設などが建設されると、道路改良が行われて直進路の途中に右折レーンなどが新たに施設されて、追突事故が増えることがあります。

 交通の流れが変わった場所では、標識や標示に注意して慎重に走行しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2022.6.20更新)

■横断歩行者・自転車に対する事故防止小冊子

 近年、道路を横断している歩行者や自転車との衝突事故が多発しています。事故の原因は、ドライバーが漫然運転をしていて、横断歩道を見落としたり、前方をよく見ていなかったなど、歩行者の発見が遅れるケースがほとんどです。

 

 本冊子は、横断歩行者や自転車を見落とさないために、どこをチェックするかを詳しく解説しておりますので、事業所での事故削減に効果的な1冊となっています。

 

 

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

12月10日(火)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。