さる7月4日午前7時半ごろ、静岡市内の国道を走行していたゴミ収集車が、クリニックの駐車場に左折する際に歩道を直進してきた通学中の女子高校生の自転車と衝突する事故がありました。
ゴミ収集車を運転していた男性は、「仕事中で、道路をショートカットしようとした」などと話しているということです。
先の交差点を左折する場合、赤信号になっていると信号待ちを嫌って手前のコンビニなどの駐車場に入って抜けて行く人がいます。
駐車場に入るとき、手前に歩道が設置されていれば、歩道を横切ることになりますが、ほとんどの人は一時停止をせずに横切っていきます。
ご存じだと思いますが、道路交通法では歩道の手前で一時停止することを義務づけていますし、歩行者などがいない場合も一時停止しなければなりません。
駐車場を使ってショートカットしようとするときには、先を急いでいますので、当然一時停止もしませんし、安全確認も疎かになってしまいますので、事故のリスクが非常に高くなります。
どんなに急いでいても、駐車場などをショートカットする行為は絶対にやめてください。
(シンク出版株式会社 2022.7.7更新)
近年、道路を横断している歩行者や自転車との衝突事故が多発しています。事故の原因は、ドライバーが漫然運転をしていて、前方をよく見ていなかったなど、発見が遅れるケースがほとんどです。
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