安全確認ミスの裏に動作優先の習慣がある

警察庁まとめ「令和3年中の交通事故発生状況より」
警察庁まとめ「令和3年中の交通事故発生状況より」

 

 交通事故の原因では、「安全確認を怠った」というケースが少なくありません。警察庁の違反別交通事故発生状況のデータをみても「安全不確認」がいつもトップを占めています。

 

 安全確認のミスが起こる状況を考えてみると、自分としては確認するつもりでいながら、つい先に車を動かしてしまう、いわゆる動作優先のミスも多いのではないでしょうか。

 

 たとえば、進路変更をするとき後方の安全を確認してからハンドルを切るべきところを先にハンドル操作を始めてしまい、確認しようとしたときは後続車と衝突してしまうというケースが考えられます。

 

 また、左側の見通しが悪い交差点に入る時、右側を見て何もない場合は、つい左の確認をしないままに交差点に入ってしまい、左側を見たときは衝突寸前といったケースです。

 

 中には「確認などしなくても大丈夫、行ってしまえ」と始めから確認を怠るつもりの人がいるかも知れませんが、多くは動作が少し優先したとき事故に陥っている可能性があります。

 

 動作優先のミスは運転に慣れたベテランによく起こり勝ちです。今まで事故に遭っていなくても、そんな習慣がついていないか反省してみましょう。

(シンク出版株式会社 2022.7.19更新)

■横断歩行者・自転車に対する事故防止小冊子

 近年、交差点などで道路を横断している歩行者や自転車と衝突する事故が多発しています。

 事故の原因は、ドライバーが漫然運転をしていて前方をよく見ていなかったり、安全確認が不十分だったため、発見が遅れるケースがほとんどです。

 

 本冊子は、横断歩行者や自転車を見落とさないために、どこをチェックするかを詳しく解説していますので、事業所での事故削減に効果的な1冊となっています。

  

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

10月10日(木)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。