さる8月8日午前6時半頃、福井県南越前町の道路で陥没した穴に転落している軽乗用車が発見され、乗っていた男性の死亡が確認されました。
この穴は、同地方で4~5日に降った大雨でできたとみられ、5日午前に見つかった際に、福井県が穴の両端にコーン標識とポールを置いて通行止めにしていたものです。
しかし、今回軽自動車が発見されたときには一部がずらされており、車が通過できるほどの隙間ができていたということですので、軽自動車は通行止めになっている道路に進入していったのではないかと思われます。
最近、日本列島を襲う豪雨は、半端ないものがあり、道路が冠水したり、土砂崩れが起きたりすることが少なくなく、そういう箇所には、通行止めや進入禁止などの看板などが掲げられています。
ほとんどのドライバーは、その指示に従うと思いますが、なかには「なんとか通れるだろう」などと安易に考えて、その指示を無視をして進入する人もいたりします。
道路が通行止めになっているのには、それなりの理由がありますので、その指示には絶対に従うようにしてください。
(シンク出版株式会社 2022.8.15更新)
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