先日、車を運転しているときに片側2車線道路の信号機のない横断歩道の手前で、子ども2人が待っていました。
こちらとしては、当然歩行者が待っていますので、その手前で停止して道路端で待っている子ども達にに進路を譲ろうとしました。
子ども達が自分の車の前を通り過ぎようとしたところで、右の車線を一台の車が子どもの前を通過して行き、もう少しで衝突するところでした。
当然のことですが、道路交通法には、横断歩道の手前に車が停止しているときには、その側方を通過して前に出るときには、一時停止しなければならないと定められています。
道路交通法に定められていなくても、横断歩道の手前に止まっている車がいれば、運転者として車の陰から歩行者などが横断してくるかもしれないと、予測するのは当然のことだと思います。
停止している車の側を通過していくということは、そうした危険を感受性がまったくないということであり、いつ事故を起こしてもおかしくないと思います。
横断歩道で停止している車がいたら、その車を安易に追い抜かないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2022.8.18更新)
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