自転車の転倒を予測する意識を持とう

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる8月24日午前9時半ごろ、福岡県豊前市の国道10号交差点で自転車に乗った高校2年の男子生徒が、交差点を横断する際に縁石につまづいて転倒し、やってきた大型トラックにはねられ、意識不明の重体となっています。

 

 現場の様子や信号などの関係はわかりませんが、トラックの運転者が自転車の姿を確認したとき、普通にそのまま走って通過することを期待したのだと思います。

 しかし、もし「自転車が転倒するかもしれない」という強い意識があったら、事故を避けることができたかもしれません。

 

 自動車を運転していると、他の車はまっすぐ走る、ブレーキランプをつけて止まる、あるいはウインカーで合図をして曲がるということを繰り返すので、どうしても「突然、予想外の事態になる」という意識を持ちにくくなります。

 

 ところが自転車やバイクなどは、路面の凸凹や操作ミスで簡単に転倒することがあります。滅多に遭遇することはありませんが、転ぶ可能性は常にあります。

 

 自転車は転びやすいということを常に念頭において危険を予測し、転んでも回避できるだけの間隔をあけて走行するように心がけましょう。 

(シンク出版株式会社 2022.8.30更新)

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