まだまだ昼間の日差しが強く、残暑の厳しい日が続いていますが、日の入り時間はかなり早くなってきました。日没前の早めの点灯を意識しましょう。
とくに秋になると、日没直後の歩行者事故が増えるというデータがあります。
警察庁が2017年から2021年までの5年間に全国で発生した交通死亡事故を分析した結果によると、日没後1時間以内に道路横断中の歩行者が死亡した事故は、10月~12月が271件で、7~9月の131件に比べて 2.1倍も多いことがわかりました。
同庁の分析では、「日没が早くなり、帰宅や買い物などで出歩く人が多い時間帯と重なるため」ということです。
このため同庁では、来る21日から始まる秋の全国交通安全運動などの機会に「薄暮早めの点灯キャンペーン」を推し進める方針です。
私達も、日没前後に買い物や帰宅などのため道路を横断する歩行者の見落としを意識し、早めの点灯を心がけましょう。
(シンク出版株式会社 2022.9.20更新)
近年、交差点などで道路を横断している歩行者や自転車と衝突する事故が多発しています。
事故の原因は、ドライバーが漫然運転をしていて前方をよく見ていなかったり、安全確認が不十分だったため、発見が遅れるケースがほとんどです。
本冊子は、横断歩行者や自転車を見落とさないために、どこをチェックするかを詳しく解説していますので、事業所での事故削減に効果的な1冊となっています。