最近、乗用車のなかにはトランクのスペース確保や燃費向上のため、スペアタイヤを搭載しないで、タイヤの応急修理キットだけ搭載しているタイプの車が増えています。
タイヤが釘を踏んでパンクした程度なら、応急修理キットによる穴をふさぐ修理で、一時的に走行可能な状態にすることができます。とりあえず穴を塞いで、ガソリンスタンドや整備工場へ行けばよいわけです。
ただし、通常のタイヤ交換とは作業手順が違いますので、事前に取り扱い説明などをよく読んで、パンク応急修理キットの収納箇所や使用方法などを確認しておきましょう。
練習しておくと、20分くらいで応急修理ができるということですが、何の準備もないとうろたえてしまいます。
なお、タイヤの側面が損傷したりバーストした場合は、応急キットでは修復するのは難しく、タイヤ交換が必要になります。この場合は、JAFのロードサービスや自動車保険会社のトラブル対応スタッフなどに連絡する必要があります。
自車にスペアタイヤが搭載してあるかどうかを意識していないドライバーは意外に多いそうです。パンクに備え一度トランクを開けて、チェックしておきましょう。
(シンク出版株式会社 2022.9.27更新)
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