コロナ禍が収束する方向が見え、都道府県による旅行支援が始まりました。割引率が高いので、旅行会社への予約が殺到しているそうですが、ドライブ旅行にも割引が適用される場合がありますので、長距離ドライブに出かける人が増えると予想されます。
すでに京都・奈良など著名な観光地では、休日の駐車場で大混雑が戻ってきたと話題になっています。
また、高速道路各社では10月から下半期リニューアル工事を続々と発表していますが、交通量の増加と工事規制も相まって、高速道路のいろいろなポイントでここ1、2年にはなかった大小の渋滞が発生する可能性があります。
さる9月28日に東名高速道路で発生したガスボンベ転落による火災事故は、トラック運転者が渋滞に気づくのが遅れたことが原因の一つと指摘されています。渋滞末尾への追突は危険です。
高速道路で渋滞が発生すると、最近はかなりのスピードで電光表示板に掲示が出ますので、気をつけていればいち早く渋滞に気づくことができます。
表示に注意して車間距離を保って走行し、追突事故を防ぐよう意識しましょう。
(シンク出版株式会社 2022.10.18更新)
高速道路では、一般道路に比べると高速で移動するため、ひとたび事故を起こすとその被害は大きなものとなる危険が高くなります。
この冊子では、「高速道路でトラブルに巻き込まれない運転」をテーマに、他車の危険行動への対処法や、自車が安全に走行するための運転行動を解説しています。
高速道路走行時においての、自身の運転の危険度を測るセルフチェックも設けていますので、事業所全体における高速道路での事故撲滅に向けて、運転者教育に最適に一冊です。