堤防道路に側道から上がって来る車に注意

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 さる10月24日午前8時ごろ、岐阜県羽島市の木曽川の堤防道路を走行していた軽乗用車と、左側の側道から上がってきた原付バイクが出合い頭に衝突する事故がありました。

 

 堤防道路を走行する場合には、いくつかの危険に注意する必要がありますが、その一つは側道から合流してくる車が見えにくいことです。

 

 堤防道路は、河川の両岸の高い場所にありますので、側道から合流する場合には上り坂を登っていくことになります。

 

 そのため、合流する車から見ると堤防道路を走行してくる車が見えにくいですし、堤防道路を走行する車から見ても、側道から合流してくる車が発見しにくい構造になっています。

 

 当然ですが、上り坂の傾斜がきつければきついほど、死角は大きくなりますので、双方の車の発見が困難になります。

 

 もう一つの危険要因は、堤防道路は信号が少ないことなどから、先を急ぐ人が利用する場合が多く、結構スピードを出して走行していることです。そのため、対向車と正面衝突したり、堤防道路から転落する事故が起こる危険があります。

 

 堤防道路を走行するときには、スピードを落として走行することはもちろんですが、側道から合流してくる車にも十分に注意をして走行してください。

(シンク出版 2022.10.27更新)

■重大事故の裁判例からみるドライバーの教訓

 ドライバーの中には、交通事故を起こしても保険があるから大丈夫だろうと安易に考えるなど、事故後の悲惨な結末をイメージできない人がいます。

 

 本冊子では、交通事故を起こし重大な結果を招いた裁判例を取り上げ、人生を狂わすような実刑判決を受けたり莫大な損害賠償義務を負った事例を紹介し、そこから事故の教訓として何を学ぶかを解説しています。

 

 6つの裁判事例から、事故を起こした際の刑罰や賠償額の大きさを知ることで、運転行為の責任の大きさを自覚することができます。 

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

11月8日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。