商業施設内駐車場の自転車に注意 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

商業施設内駐車場の自転車に注意

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる10月20日午前10時半ごろ、鹿児島市内にある商業施設の駐車場内を走行していた軽乗用車が、施設内を走ってきた自転車と衝突しました。

 

 駐車場内で起きる対人事故といえば、歩行者との事故が大半なのですが、大規模商業施設の駐車場では自転車も走行していることがありますので、注意しなければなりません。

 

 駐車場内の歩行者は、走り出してくる子どもなどを除けば、比較的ゆっくりと歩いていますので、運転者が無茶な運転をしない限り事故になることは少ないと思います。

 

 しかし、自転車のほうは歩行者に比べてはるかにスピードが早く、周辺にいないと思ってちょっと油断していると、一瞬のうちに近づいてくることがあります。

 

 また、自転車に乗っている人も、駐車場内では歩行者と同様に周囲の車の動きにさほど注意を払っていませんので、車の進路上に飛び出してくることも少なくありません。

 

 大規模商業施設の駐車場内を走行するときには、他車などの死角に自転車がいることを頭に入れ、自転車を見つけたらその動きから目を離さないようにしましょう。

 

(シンク出版株式会社 2022.11.1更新)

■「駐車場・構内」における危険に気づくための小冊子

 駐車場や構内では思わぬ事故が発生することがあります。

 

 駐車場などでは、「見える危険」だけでなく「見えない危険」も予測して運転することで、事故のリスクを減らすことができます。

 

 本冊子は、駐車場や構内の倉庫といった5つの場面を見て質問に答えることで、それぞれの駐車場・構内において「見える危険」「見えない危険」をどれだけ把握できているかがチェックできます。また、自分自身の運転の危険性についても気づくことができる教育教材です。

 

 

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