つい先日、高齢者が信号のない場所を横断していく姿を目撃しました。
歩道を歩いていたとき、左側の路地から手押し車の高齢者が出てきたので、止まって進路をゆずったところ、そのまま目の前を通り過ぎていき、車道に出て行きました。
そのとき、車道を走行してきている車がいたのですが、昼間で見通しがよかったせいもあって、車のドライバーは高齢者を見つけて停止して通り過ぎるの待っていました。
20~30m先には横断歩道があったのですが、本当に高齢者は横断歩道まで行くのが面倒なのだなと実感しました。
これが夜間で、街灯もないような場所だったら、走行している車から急に出てくる横断者を見つけるのは、そんなに簡単ではないのではないかと思いました。
ですから、夜間、横断歩道がない場所を横断している高齢者が走行してくる車にはねられるケースのほとんどは、ドライバーが横断してくる人を発見できなかったのではないかと思います。
横断歩道がないところを走行しているときでも、横断してくる歩行者がいることを予測しておきましょう。
(シンク出版株式会社 2022.11.22更新)
今年も、「2023トラック運行管理者手帳」と「2023バス運行管理者手帳」を好評発売中です。運行管理者の皆様は、ぜひ、お早めにお申し込みください。
本手帳は運行管理者として知っておきたい知識を「法令編」「知識編」「データ編」にまとめて収録し、最近の法改正、告示・通達の改正にも対応しています。
カレンダー、メモ欄も充実した内容ですので、スケジュール管理も万全です。