シーズン初めの雪道走行は慎重に - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

シーズン初めの雪道走行は慎重に

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 11月末から12月にかけて、日本列島では冬型の気圧配置が強まっており、東北地方の平野部でもこの冬初めての積雪となった所も少なくありません。

 

 さる11月30日午後7時半ごろ、平地での初雪を観測した青森市で青森中央大橋を走行していた軽トラックがスリップして、後ろを走っていた車が前の車に衝突するなど、車4台が絡む事故がありました。

 

 比較的雪道走行に慣れている地方のドライバーでも、冬シーズンの初めは油断しているせいか、乾燥路面と同じような感覚で積雪路面を走行してスリップ事故を起こしています。

 

 冬シーズンも深まってくれば、雪道走行に慣れてきて、慎重なブレーキ操作やハンドル操作を行っていると思いますが、シーズン始めは今までの乾燥路面を走行してきた感覚が抜けなくて、ついスピードを出して走行して、強めのブレーキ操作や急なハンドル操作を行ったりするからです。

 

 これから日本は、本格的な冬シーズンを迎えますので、各地で初雪の便りが届くようになると思います。そのとき、今シーズン初めて雪道を走行するという人も少なくないと思いますので、慎重な運転を心がけてください。

(シンク出版 2022.12.6更新)

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