警報機が鳴り出したら踏切に進入しないで - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

警報機が鳴り出したら踏切に進入しないで

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる11月30日午前11時半過ぎ、京都府木津川市のJR奈良線の踏切内で立ち往生した軽トラックに、快速電車が衝突する事故がありました。

 

 軽トラックが踏切を渡ろうとしたところ、遮断機が下りてきたために、踏切から出ようとしましたがうまくいかなかったいうことです。運転者は外に出て無事だったということです。

 

 このコーナーで何度も取り上げていますが、踏切事故のほとんどは車を運転するドライバーの強引な進入から起きています。

 

 事故を起こしたドライバーは、よく「踏切を渡る途中に遮断機が降りてきた」といった証言をするのですが、裏を返せば、警報機が鳴っているのに強引に進入したということに他なりません。

 

 警報機が鳴っているのに、強引に踏切に進入するドライバーの心理としては、その背景には警報機が鳴ってから遮断機が降りてくるまでに少し時間があるので、その間に通過できるだろうと安易な判断があるのだろうと思います。

 

 踏切で事故を起こすと、列車の遅延や運休など社会的影響は計り知れません。警報機が鳴り出したら踏切に進入しないでください。

 

(シンク出版株式会社 2022.12.7更新)

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