さる12月5日午後8時ごろ、愛知県の自動車専用道路で、故障のため追越車線に停止していた軽乗用車に普通乗用車が追突する事故が発生しました。
この事故により、停止した軽乗用車の後部座席に乗っていた男性が意識不明の重体となっているようです。
この事故からも、高速道路等の本線上に停止すること、そして車内に残ることの危険性がわかります。
万が一、高速道路を走行中にトラブル等が発生した際はハザードランプを点灯し、なるべく路肩まで走行しましょう。そして無理のない範囲で停止表示器材を設置したのち、自車より後方のガードレール等の外側の安全な場所へ、すみやかに避難しましょう。
一方、停止車両を見かけた場合は、付近に歩行者がいることを予測して、もしもの事態に備えて慎重な運転を心がけてください。
(シンク出版株式会社 2022.11.12更新)
高速道路では、一般道路に比べると高速で移動するため、ひとたび事故を起こすとその被害は大きなものとなる危険が高くなります。
この冊子では、「高速道路でトラブルに巻き込まれない運転」をテーマに、他車の危険行動への対処法や、自車が安全に走行するための運転行動を解説しています。
高速道路走行時においての、自身の運転の危険度を測るセルフチェックも設けていますので、事業所全体における高速道路での事故撲滅に向けて、運転者教育に最適に一冊です。