さる12月10日、午後2時50分頃、岡山県にある商業施設の駐車場で、歩いていた歩行者が乗用車にはねられ、死亡する事故が発生しました。警察によると、容疑者は買い物を終え、駐車枠から車を発進させたところだったということです。
駐車場内は、多数の車と歩行者が交錯する非常に危険な場所であるため、さまざまなことに注意が必要です。
まずは駐車場内を走行する際、駐車車両や柱等の構造物が生み出す死角の存在を意識して、歩行者等の飛出しを予測しましょう。
また、駐車する際は、慌てず、落ち着いてアクセル・ブレーキを操作してください。「カートに気づかずぶつかった」ということがないように、後退する前に駐車スペースの安全確認を行うことも重要です。
同様に、駐車枠から車を出す際にも、周囲に歩行者等がいないかを確認しましょう。
このほか、駐車場が示した制限速度や進行方向等、構内ルールを遵守してください。
12月に入り、商業施設はますます混雑することが予想されます。普段以上に慎重に運転することで、事故防止に努めましょう。
(シンク出版株式会社 2022.12.14更新)
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改訂版では、従来の4場面に新たに「狭路へのバック」「道路端に
巻末には付録として「バック事故を防止するための具体的方策」を