雪道での立ち往生の危険を意識しよう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

雪道での立ち往生の危険を意識しよう

雪道での一酸化炭素中毒事故

 

 最近、東北や北陸、日本海側の地方を中心に大雪が降る予報が出ています。

 

 冬用タイヤに履き替えた車でも大雪の中で車がスタックすることがあり、他の車も立ち往生して動けなくなることがあります。この時期の車による外出には、十分に気をつける必要があります。

 

 雪中での立ち往生に巻き込まれると、長時間停止することがあり、場合によってはエンジンを切って対処する必要があります。防寒具などを積載しておくことが大切です。

 

 また、短時間でも雪中でエンジンをかけていると、マフラーが雪で埋もれてしまい、床下などにたまった排気ガスがボディの隙間や外気導入口などから車室内に入り込んで、車内で一酸化炭素による中毒事故を起こす危険性があります。

 一酸化炭素は無臭で色もなく、気づかないで中毒を起こしたときには身体が動かないまま死亡するおそれがあります。

 

 雪中でエンジンをかけて停止しているときには、ときどき車外に出てマフラー周りの雪を取り除く等の注意が必要です。

(シンク出版株式会社 2022.12.22更新)

■雪道・凍結道の事故を防止しましょう

 小冊子「雪道・凍結路の危険をイメージしよう」は、冬道を走行するドライバーに対して、安全な運転方法を指導するのに最適の教材です。

 

 雪道を走行するにあたって、必要な知識が身についているか、また危険な行動をしていないかを「はい」「いいえ」でチェックすることにより、冬道走行の基本を学んでいただくことができます。

 

 

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