先日、新潟県を中心に記録的な大雪に見舞われ、多くの車両が立ち往生したことは記憶に新しいところですが、再び22日の夕方から26日頃にかけて北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となることが予想されています。
そのため国土交通省では、大雪の場合には車による不要不急の外出を控えるように要請しています。
先日のように短時間に大雪に見舞われたような場合には、スタッドレスタイヤを履いていてもスリップしたり、雪のワダチにはまってスタックして動けなくなったりします。
また、自分がいくら細心の注意を払っていても、他の車が1台でも立ち往生して車線を塞いでしまえば、その後ろの車はまったく動けなくなります。そうなれば、何十時間も車のなかに閉じ込められることになりかねません。
また、降雪状況等によっては、高速道路や並行する国道等が同時に通行止めとなったりする場合があり、そうなると目的地まで相当の距離をう回をしなければならないことがあります。
大雪のなかを車で出かけるということは、かなりのリスクを覚悟しなければなりません。そういうリスクを避けるためにも、必要もないのに車で出かけるのは控えるようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2022.12.23更新)
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