優先関係が分かりにくい交差点は慎重に

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる1月2日午後8時10分ごろ、福島県郡山市の信号のない交差点で、優先道路を走行していた軽乗用車の左側面後部に、乗用車が衝突し、軽乗用車が炎上して乗っていた家族全員が死亡する事故がありました。

 

 その後の調査で、交差点付近のセンターラインの白線はほぼ消えかかっており、一時停止の標識などもないことから、優先関係がわかりにくい交差点であったことが判明しています。

 

 信号のない交差点を走行する場合、自分が走行している車線のほうが優先だと勘違いすることはよくあります。

 

 というのは、同じような幅員の車線が交差する道路では、交差する車線は狭く見え、自分が走行している車線は広くに見えますので、どうしても自分の車線が優先だと思い込みやすいのです。

 

 これは、交差道路を走行している車も同じで、自分が優先道路を走行していると思っていますので、お互いの車が自分のほうが優先だと思って交差点に進入して、衝突することになります。

 

 優先関係がわかりにくい交差点は、交差道路にいる相手が進路を譲ってくれると考えないようにしてください。相手の動向に注意しながら、慎重に交差点に近づくようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2023.1.18更新)

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