事故後に酒を飲んだは通用しない

 昨年12月10日の午後10時半ごろ、福岡市で飲酒運転をして道路標識に衝突事故を起こした男性が、1月17日に酒気帯び運転などの疑いで逮捕されたというニュースがありました。

 

 男は標識に衝突した後にそのまま逃走し、約15分後に近くのコンビニの駐車場で警察がバンパーが破損した車を発見しました。

 車を運転していた男の呼気からは、基準値の5倍近いアルコールが検出されたのですが、「事故後に駐車場でチューハイを飲んだ」と飲酒運転を否認していました。

 

 その後の捜査で、周辺の防犯カメラの映像などを調べ、男が事故の前に酒を飲んで車を運転したことを突き止め、逮捕に至ったものです。

 

  飲酒運転をして事故を起こしてその場から逃げて、後で「事故を起こした後に飲んだ」という人がいますが、そんな言い訳が通用する訳がありません。

 

 どこで飲んでいたかを調べればすぐにわかることですし、短時間にチューハイを飲んで、基準値の5倍以上のアルコールが検出されるわけがありません。

 

 飲酒運転をして、どんな理由を並べ立てても、その罪から逃れられることは絶対にないことを肝に銘じておきましょう。

(シンク出版 2023.1.20更新)

■安全運転管理者のための「酒気帯び確認の手引」好評発売中

 道路交通法施行規則の改正(2022年4月1日)により、新たに安全運転管理者の業務として、運転前・運転後の「酒気帯び有無」の確認とその記録、記録の保存、並びにアルコール検知器を使用したチェックが義務づけられました。

 

 2021年6月の千葉県八街市における白ナンバートラックによる飲酒死傷事故が大きな社会的問題となり、飲酒運転根絶に向けた取組みとして位置づけられたのです。

 

 本冊子は、運転者の酒気帯び確認をする方法についてイラスト入りでわかりやすく解説しています。

 

【詳しくはこちら】

 

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

3月29日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。