日本列島に寒波が襲来して各地で雪が降っており、雪道を走行する機会が増えていると思います。
雪道を走行するときに注意しなければならないことはいろいろあるのですが、最近札幌などで注意喚起されているのが「抜け道」を走行してスリップ事故を起こしているということです。
たとえば、通勤などで走行している幹線道路は、信号も多く混んだりしますので、つい抜け道に入ってしまうのです。
幹線道路は、融雪剤が撒いてあったりして積雪もない状態の路面が多いのですが、抜け道になっているような道路は路面に雪が積もったままで、路面も凍結してスリップしやすい路面になっているのです。
もう一つ注意しなければならないのは、「抜け道」に入るということは、先を急いでいたりしますので、スピードも出しやすい心理状態になっているということです。
そのため、滑りやすい路面で少しでもハンドル操作やブレーキ操作をミスすると、簡単にスリップしてしまうのです。
多くの車が走行する幹線道路のほうが、路面状態を考えても、はるかにリスクが低いと思います。雪道では、安易に「抜け道」にはいらないようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2023.1.27更新)
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