さる1月29日午後7時50分ごろ、福井県越前市内の県道で、道路を歩いてた男性(67歳)が後方からやってきた乗用車にはねられ死亡しました。
現場は片側1車線の直線道路で、道路脇に雪が積もって道幅が狭くなっていたということです。
乗用車を運転していた看護師の女性(21歳)が、車道を歩いていた被害者に気づくのが遅れたのだと思われます。
積雪量が多いと歩道のある道路でも歩道上の雪で歩けなくなって、歩行者や自転車が車道に出てくることがあります。
また、道路脇にできた雪山が死角となり、ただでさえ見えにくくなっている前方の歩行者を隠してしまう危険もあります。
雪のため幅員が狭くなっている場所では、対向車に注意するだけでなく前方の歩行者の存在を予測し、速度を落として走行してください。
(シンク出版株式会社 2023.2.2更新)
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