さる1月31日午後6時ごろ、長野県伊那市の天竜川沿いの堤防道路を走行していた乗用車が、左側から横断してきた高齢歩行者をはねる事故がありました。
現場の道路は、歩道もなく幅員約8mのセンターラインがない道路で、周辺には街路灯もなく暗かったということです。
夜間、堤防道路を走行している車が、横断してくる歩行者をはねる事故は少なくないのですが、その原因の大半は運転者が横断者を見落とすところにあります。
堤防道路は、街路灯もなく周囲が暗くてヘッドライトの照射する範囲しか視認することができないうえに、堤防道路まで上ってくる歩行者は、土手などに隠れて直前まで見えないこともあり、発見が遅れがちになります。
そのうえ、運転者の心理も「まさか、こんな所に歩行者がいるはずはない」とは考えていることもあり、一層発見が遅れる要因となっています。
夜間、堤防道路を走行するときには、横断歩行者の存在を頭に入れて、ヘッドライト照射範囲外にも注意を向けるなど、慎重な運転を心がけてください。
(シンク出版株式会社 2023.2.3更新)
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