新型コロナウイルス対策に変化が見られ、屋外でマスクを外す人も増えてきましたが、一方で、そろそろ花粉症の季節です。
ここ2~3年はマスク着用の徹底で花粉症の症状が抑えられてきた方も、注意すべき時期と言えるでしょう。
日本気象協会の予測によると、2023年春の花粉飛散は九州では例年並み、四国と中国、近畿、北陸では例年よりやや多くなるという見込みです。
飛散量の少なかった前シーズンとの比較では、非常に多く飛び、過去10年で最多予報の地方が目立つので、昨年は症状が軽かった人も万全の対策が必要になりそうです。
花粉症の症状がひどくなると、自動車の運転に悪影響を与えます。
運転中にくしゃみで目をつぶったり、目が痛むなど不快な症状が気になって運転に集中できない恐れがあります。
また、抗アレルギー剤や鼻炎治療薬は服薬後に眠くなるという副作用があります。
最近の花粉症治療は症状が出る前に早めに専門医に受診し、予防内服薬などの服用を始めて症状の発症を抑える方法が主流となっています。ぜひ、予防治療に取り組んでください。
(シンク出版株式会社 2023.2.7更新)
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