バック誘導者は車の進路外で作業を

 さる2月13日午前10時ごろ千葉県旭市の市道で、側溝の泥除去作業現場で交通誘導をしていた会社員の男性(49歳)が、バックしてきた大型トラックにはねられて死亡しました。

 運転者は男性がトラックの真後ろにいたことに気づかなかったようです。

 

 皆さんは車をバックさせる際、家族や同僚などに誘導してもらうことがあると思いますが、そのとき誘導している人が車の進路に入らないように気をつけていますか?

 また、自分が誘導するときには、車が後退する進路上に立たないことを意識していますか?

 

 車でバックするときは、いろいろな場所に注意を払う必要があり、ともすると真後ろにいる人のことを忘れて、ひいてしまうミスが起こりがちです。

 ですから誘導者には、必ず進路の外で誘導や案内をしてもらうように指示しましょう。できればミラーや目視で運転席から見える車の横側にいてもらうと安心です。

 

 いくら気をつけていても、アクセル・ブレーキの踏み間違いなどが起こらないとは限りません。

 運転者が注意するだけでなく、誘導者は、必ず進路の外の安全な場所にいる必要があります。

 

(シンク出版株式会社 2023.2.15更新)

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また、本誌に記載されているQRコードをスマートフォン等で読み込むことによって、実際の講習の様子を動画で視聴することができます。

 

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