熊本県警高速隊などは2月13日、熊本県内の九州自動車道上り線でバスにあおり運転をして乗客を負傷させたとして、乗用車のドライバーを逮捕しました。
警察によると、逮捕されたドライバーは2月5日午後3時頃、高速道路を乗用車で運転中に、停留所から本線に戻ったバスに追越車線から幅寄せを行い、前方に割り込んで急停止して衝突させ、乗員乗客5人に軽傷を負わせた疑いがあります。
ドライバーは「バスが入ってきて頭にきた」と言っているようです。
ここで思い出してほしいのが、バスがバス停から発進しようと合図を出した際、みなさんはどうしていますか。急いで追い抜きますか? それとも、進路を譲りますか?
道路交通法第31条の2では、「発進の合図を出したバスの進路を妨げてはならない」ことが定められています。
バス停から発進しようとするバスを見かけた際には、譲り合い、思いやりの精神で、安全運行に協力しましょう。
(シンク出版株式会社 2023.2.16更新)
近年、スマートフォンの急速な普及や自転車によるフードデリバリーの需要の広がり、高齢者の増加、急激な気象状況の変化など、交通環境を取り巻く情勢が大きく変化してきています。
ドライバーは、このような複雑化している交通環境を頭に入れてハンドルを握らないと、思わぬ事故を招くことがあります。
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