さる3月6日午前9時頃、福岡県久留米市内の九州自動車道下り線で、観光バスが炎上しました。
報道によると、運転者は「タイヤがバーストしたためバス停に入ったところ、右の後輪から煙が出ていた」と証言しているそうです。
タイヤのバーストとはタイヤの内部が損傷し、タイヤが破裂することを指し、タイヤがバーストする主な原因は、「タイヤの劣化」や「タイヤの損傷(傷)」「空気圧不足」等が挙げられます。
今回の事故では、乗客、乗員とも避難し無事でしたが、タイヤのバーストは、一歩間違えば死亡事故につながるおそれもあります。
タイヤの空気圧が不足していないかどうか、タイヤに亀裂や損傷がないかどうかなど、日々の点検・整備をしっかり行うことでタイヤのトラブルを防ぎましょう。
(シンク出版株式会社 2023.3.9更新)
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