道路を走行していると、「飛出し注意!」の看板が設置されていることがあります。
こうした場所では、狭い道から自転車が出てきたり、通学の小中学生が死角から車道に突然出てくる可能性が高くなります。
このような看板が設置されている場所は、過去に人身事故が発生したと考えてよいでしょう。
運転者から見たら、何の変哲もない路地で、歩行者や自転車が飛び出してくるとは予測し難いでしょうが、実はその路地は駅から幹線道路に出るための細街路であったり、学校の正門に向かう道であったりして、時間帯によっては非常に飛出しなどのリスクが高くなります。
ですから、運転者としてはこうした看板を軽視しないで、交差点から歩行者などが飛び出してくる危険をイメージすることが大切です。
飛出しをイメージすることができると、アクセルから足を離してブレーキを踏む構えができますし、道路脇に設置されたカーブミラーを見ることも自然にできるようになります。
事故を防ぐのは、ちょっとした心がけからです。「飛び出し注意!」の看板を軽視しないで、有効に活用しましょう。
(シンク出版株式会社 2023.3.10更新)
近年、交差点などで道路を横断している歩行者や自転車と衝突する事故が多発しています。
事故の原因は、ドライバーが漫然運転をしていて前方をよく見ていなかったり、安全確認が不十分だったため、発見が遅れるケースがほとんどです。また、歩行者が止まるものと思い込み、横断歩道手前で全く警戒しないために発生する事故もあります。
本冊子は、横断歩行者や自転車を見落とさないために、どこをチェックするかを詳しく解説していますので、事業所での事故削減に効果的な1冊となっています。