さる3月18日午後1時ごろ、東広島市の市立小学校のスクールバスで、児童1人が車内に置き去りにされたと東広島市が発表しました。
同市によると、運転手は通常、児童がバスを降りた後、確認を行うことになっているが、この日は確認をしていなかったといいます。
同様の事案が多発し、命まで奪われている中、このような事案が発生していることは非常に残念です。
運転(行)後の車内確認は、スクールバスに限らず、バスやタクシー等においても多くの事業所が社内ルールとして定めているはずです。同様に、トラックや社有車等においても、車内に忘れ物等がないかどうかを確認するなどのルールを定めている事業所も少なくないでしょう。
「面倒くさい」「忙しくて時間がない」等の理由で車内の確認を怠ると、最悪の場合、命を失ってしまうことも考えられます。
「決められたルールは必ず守る」という基本にもう一度立ち戻り、車内の確認は確実に実施していきましょう。
(シンク出版株式会社 2023.3.24更新)
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