各地で飲酒運転による逮捕者が出ています。歓送迎会シーズンということもありますので、皆さんの事業所におかれては、今一度、飲酒運転の防止を徹底してください。
事業所で宴会等を実施する際には、必ず参加する交通手段を確認して、可能な限り、車では参加しないようにさせましょう。
どうしても車で参加しなければならない人に対しては、必ず運転代行を利用させてください。
「駐車場で仮眠をとったら大丈夫」と考え、少し休んだのち運転をした結果、飲酒運転となるケースも多発しているため、運転代行の利用は徹底させましょう。
飲酒運転は、「少しくらいなら大丈夫」という甘い考えから行っている者も少なくありません。飲酒運転を行った者に対しては毅然とした態度で応対し、厳しい処分が下ることを周知しておきましょう。
(シンク出版株式会社 2023.4.14更新)
道路交通法施行規則の改正(2022年4月1日)により、新たに安全運転管理者の業務として、運転前・運転後の「酒気帯び有無」の確認とその記録、記録の保存、並びにアルコール検知器を使用したチェックが義務づけられました。
2021年6月の千葉県八街市における白ナンバートラックによる飲酒死傷事故が大きな社会的問題となり、飲酒運転根絶に向けた取組みとして位置づけられたのです。
本冊子は、運転者の酒気帯び確認をする方法についてイラスト入りでわかりやすく解説しています。