4月になって、交通社会に不慣れな新一年生が小学校に通う季節になりました。
そのため、日本各地で新年度を迎えたばかりの子どもたちの交通事故を防ごうと、警察などでは通学路など中心に通行する車両の取り締まりを行っています。
通学路付近を走行するドライバーの違反として目立つのが、車の通行が禁止されている登校時間帯にも関わらず進入する「通行禁止違反」です。
たとえば、小学校付近の道路では、登校時間帯の午前7時から8時半まで車の通行が禁止されている道路がありますが、この時間帯を無視して通行する車が結構いるのです。
この登校時間帯は、マイカー通勤する時間帯にも重なっていますので、通学路が幹線道路への抜け道になっていたりすると、通行禁止の時間帯を無視して通行する車が後を絶ちません。
小学校付近の道路が登校時間帯を通行禁止になっているのは、登校してくる子どもたちの安全を守るための措置です。
学校付近の道路を走行するときには、「登校時間帯の通行禁止」になっていないか道路標識をよく確認して、通行禁止になっている場合には絶対に通行しないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2023.4.24更新)
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