一部の地域を除いては積雪の心配もなくなり、スタッドレスタイヤから夏用タイヤへの履き替えも進んできたのではないでしょうか。
タイヤを履き替えた直後は、走行による初期なじみによってホイールの締め付け力が低下します。
そのため、50キロ~100キロ走行を目安に、できるだけ早い時期に、タイヤのホイールナットが規定トルクで締まっているかをチェックし、ホイールナットの増し締めを行いましょう。とくに、大型車はチェックが重要です。
また、タイヤの脱落を防止するためには、日頃の点検が欠かせません。
つい先日、走行中にダンプカーから外れたタイヤが歩行者に当たり重傷を負わせた事故で、ナットの増し締めや点検を怠ったなどとして運転者が略式起訴されています。
ホイルナットの増し締め、確実な点検の徹底で、タイヤの脱落事故を防止しましょう。
(シンク出版株式会社 2023.4.25更新)
トラック運送事業者は、常に安全で確実な輸送が求められています。もし、日常点検を怠って、運行途中で故障などを起こすと会社の信用失墜や大きな事故のリスクが高まります。
安全で確実な輸送のためにも、また、排気ガスの増大による環境悪化や燃費・整備コストの増大を防ぐためにも、毎日の点検を欠かすことはできません。
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