5月に入り、日本各地で大きな地震が多発しています。突然の大きな地震に備え、運転中に地震が発生した際の対処法を確認しておきましょう。
地震が来る前に知る方法の一つに「緊急地震速報」があります。これは、震源近くでの初期微動の地震をキャッチして、震源や規模、予想震度等を強い揺れが始まる前に素早く知らせてくれる情報です。
しかしながら、緊急地震速報を見聞きしてから、地震の揺れが来るまでに数秒から数十秒しかありません。
そのため、運転中に受信した場合は、慌ててスピードを落とすことはせず、ハザードランプを点灯して、まわりの車に注意を促しながら、緩やかに減速してください。
大きな揺れを感じたら、急ハンドル・急ブレーキは避け、できるだけ安全な方法で、道路の左側に停止しましょう。
周囲の状況に応じて、あわてずに、まずは身の安全を確保することが重要です。
(シンク出版株式会社 2023.5.22更新)
近年は地球温暖化などを原因とする異常気象により、豪雨や強風・突風、猛暑、豪雪等の自然災害が多発しています。
また、我が国は地震大国ですので、いつ何時、大きな揺れに襲われるかもわかりません。しかしながら、日々自然災害への対応意識を高めておけば、被害を最小限に留めることができます。
本書は、運転中に自然災害に見舞われた6つの運転場面を提示しており、それぞれの危険要因と対処方法を考えていただく教育教材です。