トライクやトゥクトゥクといった3輪乗用車がブームになっています。トライクは屋根がないので3輪バイクに見えますが、3輪自動車として普通免許で運転できます。
後部座席にホロのある3輪乗用車も、東南アジアではトゥクトゥクという名称でタクシーなどに活用され、日本の観光地などで人気が出てきています。
どちらも、道路交通法上は乗用車なのでヘルメットの着用義務はないのですが、一般の乗用車と違って事故で横転したときに乗員が頭部に大けがをする危険がありますので、メーカーはヘルメット着用を推奨しています。
また、3輪車は運転席が中央にあるので、バイクのような車両感覚に陥りやすく、路肩に寄りすぎて脱輪したり壁に接触する事故を起こしやすくなります。
先日も、三重県で18歳の少年が3輪バイクにヘルメット非着用で乗車していて、塀に衝突して死亡する事故が起こっています。3輪車の運転に習熟するまでは、慎重に走行してください。
(シンク出版株式会社 2023.5.31更新)
近年、スマートフォンの急速な普及や自転車によるフードデリバリーの需要の広がり、高齢者の増加、急激な気象状況の変化など、交通環境を取り巻く情勢が大きく変化してきています。
ドライバーは、このような複雑化している交通環境を頭に入れてハンドルを握らないと、思わぬ事故を招くことがあります。
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