異常気象時は運転しないことも選択肢に入れよう

 台風第2号とそれに伴う梅雨前線の活発化による大雨の影響で、全国各地で道路の冠水等を含む、大きな被害が出ました。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 

 さて、近年、多くの被害者が発生する風水害が頻発することを受け、国土交通省では通達で「異常気象時における措置の目安」を定め、貨物運送事業者に対して、気象情報をもとに運行可否の判断と、運行中止の検討を行うように求めています。

 

 これによると、大雨の際には、1時間降水量が50ミリを超えると車の運転が危険であるとされています。同様に、風速30メートルを超えると走行中のトラックが横転する危険があるとされています。

 

 日本気象協会が発表した2023年台風発生数予想によると、6月は「平年並みか多い」とされています。

 

 皆さんの事業所におかれましては、今一度、異常気象時における措置の目安を確認するとともに、台風や大雨への備えについて、共有しておきましょう。

(シンク出版株式会社 2023.6.7更新)

■運転中に自然災害が発生したときの備えは万全ですか?

最近は地球温暖化などを原因とした異常気象により、猛暑や豪雨、強風・突風、豪雪などによる自然災害が多発しています。

 

また我が国は地震大国ですので、いつ何時、大きな揺れに襲われるかもわかりません。しかしながら、日々自然災害への対応意識を高めておけば、被害を最小限に留めることができます。

 

本冊子は、運転中に自然災害に見舞われた6つの運転場面を提示しています。それぞれの危険要因と対処方法を考え、学び、いざという時に適切に対応する力を身につけるための教育教材です。 

 

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12月10日(火)

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