さる6月6日午後3時すぎ、長崎自動車道の下り線で、逆走車の目撃情報が相次ぎました。報道によると、警察が通報直後から周囲の道路を通行止めにするなどして操作にあたりましたが、逆走した車は見つからなかったようです。
このように、高速道路上での逆走はたびたび話題にあがりますが、万が一、正面衝突してしまった場合には、大事故につながります。
今回の逆走車もそうでしたが、逆走車は追越車線(自車から見て右側)を走行してくる傾向があるため、一番の事故防止策は、追越車線を走り続けないことです。
また、逆走車情報を見聞きした場合には、速度を落として十分な車間距離を確保しながら走行しましょう。
逆走車を見かけた場合は、ただちに同乗者に110番通報してもらうか、最寄りのサービスエリア等の非常電話から連絡してください。
(シンク出版株式会社 2023.6.12更新)
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