冠水した道路には進入しない - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

冠水した道路には進入しない

写真はイメージです
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 梅雨前線の影響により、九州を中心に大雨となり、河川が氾濫するなど、各地で災害が発生しています。被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。

 

 さて、今回の大雨においても、冠水した道路に進入し、その先で走行できなくなってしまう車の様子が報道されていました。

 

 以前、JAFが行ったテストでは、水深30センチの冠水路は走行できたものの、水深が60センチになると、途中でエンジンが止まってしまいました。

 

 このように、一般的に、車の床面が浸からない程度が走行可能な水深とされており、それを越えるとエンジンの吸気系に水が入り、動けなくなります。

 

 濁った水では水深を予測することは困難であるため、冠水した道路には安易に進入せず、引き返すようにしましょう。

(シンク出版株式会社 2023.7.6更新)

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