電動キックボードに係る改正道路交通法が施行され、はや10日が経ちました。
電動キックボードに関する話題がたくさん取り上げられる中、さる7月6日には、大阪市内にて電動キックボードとトラックが衝突する事故が発生しました。
報道によると、電動キックボードの利用者が一時停止規制を無視して交差点に入ったところ、トラックと衝突したようです。
電動キックボードは免許が不要であるなど、手軽に利用できる半面、その利用者が交通ルールを知らなかったり、軽視するおそれがあります。
そのため、電動キックボードとの事故を防ぐためには、運転者の皆さん一人ひとりが防衛運転に徹するほかありません。
運転中に電動キックボードを見かけた場合は、急な進路変更や飛出しなど予測するとともに、安全な距離の確保に努めましょう。事業所の周辺や営業エリア内に電動キックボードのレンタルポートがある場合には、とくに注意してください。
(シンク出版 2023.7.10更新)
近年、スマートフォンの急速な普及や自転車によるフードデリバリー需要の広がり、高齢者の増加、急激な気象状況の変化など、交通環境を取り巻く情勢が大きく変化してきています。
ドライバーは、このような複雑化している交通環境を頭に入れてハンドルを握らないと、思わぬ事故を招くことがあります。
本冊子では、ドライバーが把握しておくべき交通情勢の変化や危険性を紹介し、また、実際に該当場面に遭遇した際の事故防止のポイントを解説しています。この1冊で昨今の交通情勢の危険を認識できる構成となっています。