雨の日は靴が濡れて滑りやすいので注意しよう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

雨の日は靴が濡れて滑りやすいので注意しよう

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる7月10日午前10時50分ごろ、熊本市東区にある洋菓子店の駐車場に止めようとした軽自動車が、ブレーキ操作を誤って店舗の正面に突っ込む事故がありました。

 

 運転していた女性は、「足が滑ってアクセルとブレーキを踏み間違えた」と話していることから、雨で靴が滑ってペダルを踏み間違えたとみられています。

 

 雨の日に運転するうえで、いくつか注意すべきポイントがあるのですが、その一つが靴の裏が濡れていると滑りやすく、ブレーキペダルを踏んだところ滑って踏み外し、誤ってアクセルペダルを踏んでしまうことです。

 

 靴底の素材や形状によっては滑りやすいものがありますので、雨の日に運転する場合には、できるだけ滑りにくい靴を選択する必要があります。

 

 また、濡れた路面を歩いてから車に乗り込む場合には、運転する前に運転席のフロアに敷いてあるマットで靴の裏を拭いたりすることも重要です。

 

 さらに、日頃からブレーキペダルの端を踏んでいると、雨の日に足が滑ってアクセルを踏む危険性がありますので、ペダルの中央を踏むことを意識しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2023.7.19更新)

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