交差点付近に人がいたら自分勝手な判断は禁物

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる7月5日午前7時半過ぎ、栃木県宇都宮市の信号機のない交差点で、横断歩道を渡っていた小学1年生の男の子が、走行してきた車にはねられ、意識不明になる事故がありました。

 

 事故を起こした車はサイドミラーが壊れており、運転していた女性は「子どもたちが横断歩道の手前にいたのは見えたが、渡らないと思って直進した」と話していることから、ほとんどスピードを落とさずに交差点に進入したと思われます。

 

 車を運転して信号機のない横断歩道に近づいたとき、交差点の端に人がいて、その人が横断するのか横断しないのかの判断がつきにくい場合があります。

 

 そういう時に、「渡ってこないだろう」といった自分勝手な判断をすると、この事例のようにスピードも落とさずに交差点に進入して事故を起こすことになります。

 

 交差点付近に人がいる場合には、自分勝手な判断をするのではなく、いつ横断してきても対処できるようにスピードを落として走行するというのが安全運転の鉄則です。

 

 横断歩道の端に子どもがいたら、スピードを落として近づくようにしましょう。

 

(シンク出版株式会社 2023.7.25更新)

■横断歩行者・自転車に対する事故防止教育用小冊子

 近年、交差点などで道路を横断している歩行者や自転車と衝突する事故が多発しています。

 

 事故の原因は、ドライバーが漫然運転をしていて前方をよく見ていなかったり、安全確認が不十分だったため、発見が遅れるケースがほとんどです。また、歩行者が止まるものと思い込み、横断歩道手前で全く警戒しないために発生する事故もあります。

 

 本冊子は、横断歩行者や自転車を見落とさないために、どこをチェックするかを詳しく解説していますので、事業所での事故削減に効果的な1冊となっています。

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