最近の日本列島は、猛烈に暑い日が続いており、地域によっては最高温度が39度を超える所もあります。
こうした暑い中で車を運転していると、知らず知らずのうちに熱中症になり、意識がもうろうとなって事故を起こすこともあり得ますので注意が必要です。
まず、車内温度が高くなった車に乗り込む場合には、素早く車内温度を下げる必要があります。
JAF(日本自動車連盟)が行った実験によりますと、炎天下(気温35度)に1時間以上駐車した車の車内温度は50度を超えることがあり、それを素早く下げるには、「窓を全開にし、エアコン(外気導入)をかけて走行する」ことがいちばん早く下がっており、5分で車内温度が55度から28度まで下がっています。
また、太陽の位置によっては、運転中に直射日光を浴び続けることもあり、身体に熱がこもって気づかないうちに脱水症状になる恐れもあります。
運転中も冷却シートなどの熱中症対策グッズを活用するとともに、適度な水分補給を心がけてください。
(シンク出版株式会社 2023.8.16更新)
安全運転管理者には、ドライバーに対して、自動車の安全な運転を確保するために実施すべき法的責務があります。2022年4月には道路交通法施行規則が改正され、安全運転管理者が行うべき業務が7つから9つに増えました。
本冊子は、9つそれぞれの根拠法令に基いて、やる気のない管理者、やる気のある管理者それぞれの業務に対する姿勢をイラストで比較しています。
一読していただけると、指導・管理の内容によって事故や違反が引き起こされるリスクをわかりやすく理解することができ、管理者がやる気を持って業務に臨むことの重要性を実感していただくことができます。