冠水した車の発火事故に注意

 さる7月17日、福岡県広川町で突然車が燃え始める事件があり、消防が出動しました。

 

 住宅に止めてあった軽乗用車のボンネット部分を焼き、火は約15分後に消し止められました。

 

 燃えた軽乗用車はその1週間前、九州北部を襲った記録的な大雨のため、タイヤの上部まで水につかり、エンジンルームには水に流されて入り込んだとみられる枯れ草などが絡み合っていました。

 

 軽乗用車をもつ男性は「水につかってエンジンが動くか心配したけれど、エンジンをかけたら車が動いたので、運転して買い物に行った」と話していて、男性の帰宅直後に車から煙が出ました。

 

 乗用車の電気配線やコンピューター類は車両の床面に配置され、タイヤの半分以上が水につかると機械部分も浸水して、このような火災トラブルを起こすおそれがあります。

 

 冠水した車はいきなりエンジンをかけるのではなく、ボンネットを開けてバッテリーのマイナスターミナルを外し、これをビニールテープなどで絶縁して、整備工場の専門家などに見てもらうようにしましょう。

 

 また電気自動車やハイブリッド車はさらに危険なので、冠水した車には近づかないで、確認はJAFのロードサービスかディーラー、整備工場の専門家に任せるのが得策です。

 

(シンク出版株式会社 2023.8.22更新)

■運転中に自然災害が発生したときの備えは万全ですか?

近年は地球温暖化などによる異常気象により、豪雨や強風・突風、猛暑、豪雪などによる自然災害が多発しています。

 

また我が国は地震大国ですので、いつ何時、大きな揺れに襲われるかもわかりません。しかしながら、日々自然災害への対応意識を高めておけば、被害を最小限に留めることができます。

 

本書は、運転中に自然災害に見舞われた以下の6つの運転場面を提示しており、それぞれの危険要因と対処方法を考えていただく教育教材です。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月30日(火)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。