進路変更時は死角のバイクに注意 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

進路変更時は死角のバイクに注意

 片側2車線以上ある道路で進路変更するとき、皆さんは後続車の確認をするでしょうが、ミラーをちらっと見て進路変更することはありませんか? このとき、ミラーの死角に入っていた二輪車などが近くにいると、接触・衝突する恐れがあります。

 

 さる8月22日午後1時10分ごろ、兵庫県尼崎市の阪神高速道路で、乗用車が進路変更したとき並走していた二輪車と接触し、二輪車が転倒して乗員の男性が重傷を負いました。

 乗用車の運転者が並走二輪車に気づかないまま進路変更し、接触したとみられています。

 

 こうした事故を防ぐためには、ミラーをちらっと見るだけの確認では不十分です。必ず、進路変更する方向に顔を向けて、自車のすぐ近くに二輪車などがいないか目視で確認する習慣をつけましょう。

 

 二輪車が非常に近くにいると、かえってミラーに映らないことがありますので、目視確認は絶対に必要であることを忘れないでください。

 

進路変更時の二輪車事故

 (シンク出版株式会社 2023.9.4更新)


■二輪車との事故防止に有効な教育教材

小冊子「突然現れる二輪車を見落とすな」は、一旦事故を起こすと重大事故になりがちな二輪車とのアクシデント防止のための教育教材です。

 

二輪車との事故事例を6つ取り上げており、事故の原因となった四輪運転者の意識と、二輪運転者の意識のギャップに焦点を当て、事故防止のアドバイスを掲載しています。

 

二輪車との事故を引き起こすと重大な被害が発生することをよく理解し、本教材を活用して事故を防止してください。

 

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