さる9月25日午前9時40分ごろ、香川県内の国道で、路線バスが信号待ちをしていた軽乗用車に追突し、そのはずみで軽自動車が別の車に追突する玉突き事故が発生しました。
事故を起こしたバス会社によると、運転士は「よそ見をしていた」と話しているそうです。
わき見は追突事故の主な原因の1つに挙げられますが、皆さんは「少しくらいのわき見なら問題ない」と甘く考えてはいませんか?
たとえば、2秒間、視線を前方から離したとします。その間に車は、時速20キロで走っているなら約11メートル、時速50キロであれば約30メートルも進みます。
11メートルというと、大きな路線バス1台分と大体同じ長さですので、意外と進むことが分かるはずです。
このようなわき見の危険を理解して、運転中は前方から目を離さないように注意してください。
(シンク出版株式会社 2023.9.28更新)
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