さる10月4日午後9時ごろ、福岡県にある工場の敷地内で、男性が大型トラックにひかれ死亡する事故が起きました。
構内では、今回のような事故を防止するために、走行する速度が制限されていたり、見通しの悪い場所や交差点では一時停止規制があったりと、さまざまなルールが設けられているはずです。
それにもかかわらず事故が発生してしまったということは、構内ルールの遵守が徹底されていないおそれがあります。
従業員はもちろん、出入りする協力会社の運転者等に対しても、構内ルールの再確認と、遵守徹底を図りましょう。
なお、構内ルールを守らなければならないのは、歩行者も同じです。指定された位置を歩行する、通路を横断する際は左右の安全確認を徹底する等、定められたルールは必ず守るように指導してください。
(シンク出版株式会社 2023.10.10更新)
トラック運送事業では、公道における交通事故だけでなく、構内事故も多発しています。
本冊子は、構内事故が起こりやすい状況を示した6場面のイラストを見て、設問に回答してもらう参加型教材です。ドライバー自身が日頃の運転習慣やヒヤリ・ハット体験などを思い起こすことにより、構内事故を起こす危険に気づいて頂くことができます。
さらに解説ページには、実際に発生した事故事例をイラスト入りで紹介しています。構内事故を防ぐための具体的な注意ポイントを簡潔に整理していますので、構内事故防止教育に最適の教材となっています。