全日本トラック協会の資料によると、事業用貨物自動車が起こした交差点事故の原因のうち、その６割が「安全不確認」だそうです。

　「安全不確認」とは、安全確認を行わなかったり、安全確認が不十分であったために相手当事者を発見できず、事故を発生させたものを指します。

　交差点付近を走行する際には、万が一に対応できる速度と車間距離の確保に努めるとともに、前車の動きをしっかりと確認しましょう。

　交差点を右折する際には、対向車の動静に注意して、その先の横断歩道の安全確認まで確実に行いましょう。逆に左折する際には、左後方の死角に注意して二輪車の巻き込み確認を行うとともに、道路を横断しようとする自転車の動きにも注意を払いましょう。

（シンク出版株式会社 2023.10.19更新）

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