さる11月21日未明、新東名高速道路上り線の岡崎サービスエリア付近で、故障して路肩に停まっていたトラックと、修理を手伝っていたトラックに、もう一台の別のトラックが追突する事故が発生しました。
幸い、追突されたトラックドライバーの1人が軽いけがをしただけで済んだようですが、高速道路上では、このような追突による死亡事故が後を絶ちません。
まずは、ドライバーに対して、高速道路上で停止することの危険性をしっかりと理解させてください。
そして、万が一、高速道路上でトラブル等で停止してしまった際には、ます、発炎筒や停止表示器材等で後続車に「停止の合図」を出しましょう。
その後は速やかに事故現場より後方のガードレールの外側など「安全な場所に避難」することを指導しておきましょう。
(シンク出版株式会社 2023.11.24更新)
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